横山�髣Y美術館は木版画家　「横山隆雄の木版画の世界」を紹介した美術館です。

　広島県の県北の景勝地の「三段峡」で、渓谷の川面の緑の反射と渓谷の断崖の緑の美しさに魅了された景色で、歩き疲れた体に川面に吹く風に涼しさに心を癒されました。
　コロナ禍の中で外出自粛をする中でこのままでは前に進めないと深く考える中で、大作にチャレンジして版画家という立ち位置から離れて、もっと広く洋画の世界で今まで培った物がどのくらい通用するのか、版画としてではなく広義の絵画としてどのように評価されるのか、また知らない世界で自分の作品について指導が受けてもっと進化したくて、歴史的に伝統のある「光風会」に知人を頼って出品の機会が得られた。
　最初の研究会で、崖の色合いが悪いと指摘されて大幅な変更を行って初出品することができました。M８０号です
　初めての大作で和紙を探すこと、大作用のテーブル作成、絵具の選定、摺り方（ローラーで刷るか手摺りか）試行錯誤の上に技法を確立した。
　第107回光風会展に出品することができて初入選させていただいた。
　このコロナ禍の中で国立新美術館に行くかとができず多くの方の協力で会場の展示風景の写真を観ることができました。（感謝しています。）
　巡回展は７月２０日〜２５日（於：広島県立美術館県民ギャラリー）で開催されます。
「横山緑」にこだわって今回も作品を作りました。１ 年掛かりです。