気持ちを新たに、版画の大作に向けて挑戦を続けます。
今年は特に、版画を始めたころの原点に戻ると常々口に出していました、「最後は再びモノトーンに戻りたい」の気持ちから、モノトーンの作品に新年から着手しました。。モノトーンは、一気には描けなくて、少しづつ気分を変えて眺めては、筆を入れるの繰り返しで、黒一色で、観る人が季節や時間・作者の思いを想像していただく作品で、これは作者と観る人との会話だと思って描いています。
また、今年もやさしい多くの仲間と楽しい時間を版画制作で楽しんで過ごしたいと思っています。
大作にチャレンジしたという成果は莫大な経験として財産となりました。
大作はまだ続けたいと思っています。
現在、大作のモノトーンの下絵を転写中制作中。中作のモノトーンの作品は下絵が完成し彫の最中です。
今年も、日本郵便主催の全日本年賀状大賞コンクールに応募しました。奨励賞（2022年）、審査員特別賞（2023年）、奨励賞（2024年）そして今年２回目の審査員特別賞となりました。ハガキと言う世界でも構図からすべて大作と同等の工程があります。構図的には難しいです。
展覧会についてはこのホームページで発表しますのでよろしくお願いします。
このホームページは出来るだけ改訂して参りますので時々のぞいて観ていただければ幸いです。
教室のPRを兼ねて仲間が増えるように「instagram」を始めました。仲間の年賀状や作品を掲載しています。「hanga.school」
☆傘寿を迎える来年に、人生第６章へ突き進んでいます。
今後の人生を飽きることなく生涯快走します。
２０１５年古希を迎え人生第3章をスタートし、実のりある第3章を
2022年9月、元気で終了しました。
2022年9月喜寿を迎えて、人生第5章（４章は飛ばし）をスタートし、それなりの満足し終えました。
２０２５年の今年は次の２０２６年の傘寿を迎え人生第６章への助走開始をました。
２０２５年の今年は、画業５０年目です。しっかり健康に留意して進みます。
大きな団体の所属経験と大作への経験を充分に味わって、「人生第6章」に向かっての基礎固めができ、じっくり、ゆっくり助走の２０２５年とします。
1975年から始めた木版画家の道は、サラリーマンとして企業で勤めながら,正に二足のわらじで歩んできた。
サラリーマンは定年で終わりを告げて、還暦の年、人生第2章を版画家としての道と木版画教室での仲間つくり一筋に歩んでいます。
サラリーマン時代は、版画をやっているから業績が、悪いなど言われないように一生懸命に仕事に励んで努力し成果を出した。
お蔭で、中国の100％日本の本社が出資の会社の董事・総経理（取締役社長）を就任することができた。時間がなくて大変でしたが、ある先輩から「それぞれの年齢の絵を描かなければ今の絵は描けない」と忠告をいただいた。大変でしたが手を抜くことはありませんでした。きっと版画が好きだったからでしょう。
サラリーマンの時代の3分の1は単身赴任でした。責任とストレスに対する、癒しが版画でした。
中国の赴任中で北京空港で家内からの電話で知りました。北京空港で中国新聞社から電話取材をいただいたことも記念すべき出来事でした。
サラリーマンでは企業のトップ、版画家としては「文部科学大臣賞」受賞と、それぞれの道を究めることができました。
作品制作は、「自分が癒されること」であり、そして観ていただく皆さんが癒されれば大変満足です。
永遠にこの気持ちで精進し制作続けるつもりです。
常に新しいことに挑戦、マンネリ化しないように、この道を究める。生涯のテーマとして取り組みます。
引き続き家内と好きな版画の仲間と研鑽し、作品制作と野菜つくりを
楽しみたいと考えています。